太陽が日に日に高くなり万物がすくすくと育って命が満ちていく時期の小満になりました。
田植え前の田んぼの草刈りの帰りに和菓子屋さんに寄ったら、朴葉もち用の葉っぱが沢山あるので、店の人に聞いてみると、これからたくさん必要ということで、うちにも朴木が10本以上あるから都合つけれると話をしたら、持ってきて欲しいとのことなので、田植え前の忙しい時期ですが急きょ葉っぱビジネスに参入することに、1枚10円ということでとりあえず100枚くらい用意したら、正味30分くらいで収穫完了で意外といい話でした。田植え優先なのでそんなには欲張らずボチボチ収穫します。
今年も稲作は去年とれた種を苗に育てていますが、水管理がうまく出来なくて苗の育ちがイマイチです。例年は苗床に水を引いたら水温が冷たい時期なので一旦貯めて太陽で温めてもらうのですが、今年は沢から水を引いたままにしてしまい低温のため生育に障害がでたのではないかと思います。田んぼ2枚に伊勢光(いせひかり)と農林48号という2品種を育てていますが、伊勢光のほうの出芽率が悪くて予定の分に間に合いそうありません。そこで田植えが終わって苗が余った友人から苗を分けてもらい植えることにします。あいにく伊勢光ではなくササニシキになりますが、子供のときよく食べていた品種ですからちょっと楽しみです。
上の写真はわかりづらいですが玄関先に巣作ったツバメのひな鳥たちです。よく見ると小さい巣に5羽いました。親鳥が餌をくわえて帰ってくると元気にピーピーと泣いています。もう数日すると飛べるようになっていくでしょう。毎年田植え時期に出くわすほのぼのする風物で、こんなところにも小満という時期を感じさせていただきます。
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