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空山の二十四節気七十二候

sunsousorayama

秋分 水始涸(みず、はじめてかるる)

秋分を迎えここ黒川奥新田も稲刈りした田んぼの脇には彼岸花とすっかり秋景色ですが、同時に日に日に日が短くなり少しずつ冬に向っているなと感じます。我が家でも無事稲刈りを終えることが出来ました。この時期は収穫できた喜びを虫の音に包まれながら秋の夜空に浮かぶお月様を眺めるながら味わいつつ、同時に夏の疲れを癒せる素敵な時間です。


今年で米作りも七年目を迎えました。思えばここ七年は米を一切買わずに自分たちの作ったお米を頂けてきたことに感謝です。4月初め選ばれた種一粒が5月ごろ芽を出し苗になり6月初め親指と人差し指中指三本で植えた5葉の苗が6月7月とどんどん育ち8月には出穂して9月に実も実りはじめ10月には左手五本指でギリギリ握れるほどに育った稲を刈り取りのは本当に感動です。一粒の米がなんと茶碗半分のごはんになるなんて。なにげに食べているご飯ですが、一粒一粒のすごさに感動です。



この時期我が家にはもうひとつの収穫の喜びがありますそれが枝豆です。福鉄砲という品種で白川町黒川の品種でとにかくあまくて美味しい枝豆です。とにかくビールとやるのが最高です。これも6月の終わりに二三粒づつ播いた種が今では写真の枝豆くらいになります。あらためて「いのち」ってすごいですね。



まだまだ生育中ですが八月終わりに植えたり播いたりした白菜やキャベツ、大根がいい感じです。畑はここに引っ越してから初めて三年目ですが、初めてうまく出来そうです。一年目は大根はできましたが、キャベツも白菜もまったくダメで、二年目は秋冬野菜は全く食べれなかったので今年もあきらめかけていたのですが、今年は鶏糞を二か月前に鋤きこんだりしたのが良かったのかもしれません。今年は自前野菜で鍋をやるのが楽しみですね。


ついでに宣伝ですが、11月19日土曜日に白川町黒川の芝居小屋東座(あずまざ)にて寄席(落語及び演芸会)を行ないます。私は陽乃下サンサンとして落語をやりますので乞うご期待。

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